メリマンインフォメーション

2010/09/03(金)

長期見通し(その2)
これがバブルではないかと私が疑う理由は、過去4ヶ月にわたる債券利回りの急速な低下の裏に潜む心理学的要因に依るものだ。投資家達が株式市場より債券市場の「安全性」の方に彼らの資金をはるかに多く注ぎ込むのは、過度の恐怖のためだ。私はこの事を、心理学的な要因による危険な徴候、即ち「バブル」と捉えている。

 ファイナンシャル・アストロロジーの見地から言っても「バブル」であると見る。
 前回第1回目の木星/天王星コンジャンクション(0度)は(カーディナル・サ
インの)牡羊座における(最もエネルギー度数が高いとされている)初期の度数
で形成された(0度付近)。

 そして、このコンジャンクションは同時にFRBの始原図における太陽/冥王星
のオポジション(180度)とT字スクエアを形成している。

 その結果、FRBと、彼らがその意志決定によって影響を及ぼす金融商品は、バ
ブルと同じ「質」を持つことになる。(以下略)

【特別掲載】MMAサイクルズレポートより
*今週の長期見通しの残りの記述と、MMAサイクルズレポートの「回顧と展望」
の記述が、同じ分野からの話題となっていました。

 読み比べると、MMAの記述の方が簡潔で判りやすいため、今日から9月5日
まで3回に分けて翻訳分を掲載致します。
 
 もし興味を持たれた方は、本レポートをご購入いただければ幸いです。

【MMAサイクルズレポート】回顧と展望(その1)

 アストロロジーに於いて最も強烈な期間であったカーディナルクライマックスの
中心(7月21~8月21日)は終了した。この間、新たな戦争も起こらず、金融パニッ
クもなく、また株価の大暴落もなく、また政府転覆も起こらなかった。

 このことは強烈な天体パターンであったこの時期に「何か異常なことが起こる」と
予想した多くの人を失望させた。

 この失望は何か異常なことが起こるということが出現しなかったことの失望という
より、むしろアストロロジーがこれらの予想された出来事によって裏付けられなかっ
たことに対しての失望であった。但し、この予想はアストロロジーを理解する上で、
基本的な誤謬を犯している。

2010/09/02(木)

長期見通し(その1)
ここしばらく私は、金融市場における「バブル」について書き続けている。6月以降、私はこの「バブル」が米国債において起こっているという事に言及してきた。しかし、「バブル」の解釈はアナリストによって千差万別だ。数字の上で厳密に定義すると、「バブル」とは、ある金融資産の価格が反落も修正安もなく急速に高騰していく現象を指す。殆ど全ての場合、その資産価値は、少なくとも上昇トレンドの起点から上昇率100%、即ち2倍となり、時によってはしばしば4~10倍になる事でさえある。

 バブルはファイナンシャル・アストロロジーと相関関係を有しており、
木星か天王星(又はその両方)に関連する。これら2つの惑星が天空
と時間とが織りなすある特定のポイント、又は金融市場に関係するあ
る特定の存在(組織など)の始原図の中で結び付いている。 

 ナスダック総合指数で起こったバブル(ITバブル:1998~2000年)は、
天王星がその支配する水瓶座に入場した1995年に750から始まり、
2000年3月には5,000を超える史上最高値をつけた(00年3月10日の
5,132.52㌦)。

 その最終局面で、天王星は水瓶座の第3デーク(ホロスコープ内の20
~30度)を進行中で、牡牛座の土星・木星とスクエア(90度)を形成して
いた。また、水瓶座はテクノロジーに関連している。そしてナスダックは
テクノロジー関連株の上場割合が高い株価指数だ。

 他にも、天王星が魚座に入場した2003年前半に1バレル25㌦で始まっ
た原油相場が、天王星の魚座第3デーク滞在時の2008年7月6日、147.27
㌦をつけたバブル現象を見ることができる。魚座は原油を支配する星座だ。
そしてどちらのケースにおいても、バブルの終焉に続く下落は6~24ヶ月間
に、70~80%にまで達した。

 ただ、4~10倍になったという具合にバブルを捉えるのではなく、別の定義
の仕方もある。それは過度の貪欲(greed)あるいは過敏な恐怖感(fear)がバ
ブルを産み育てるというものだ。

 その2つの心理が、結果的に投資家をしてある特定の市場に群がらしめ、
その価値を高く押し上げる原動力となる。そしてこれが取りも直さず今現在の
債券市場に当てはまる、というのが私の意見であり、債券市場が「ダブル・バ
ブル・トラブル」を形成しつつあるという見解の基礎をなすものなのだ。

 勿論いくらバブルとは言っても、米国長期債又は10年以下の中期債はその
価値評価が他の金融資産とは違うため、騰がり始めた時点から比べて4~10
倍もの価格上昇の恩恵を受けるということはあり得ない。(中略)

2010/09/01(水)

短期見通し(その2)
 しかしながら、この反転局面がどれくらいの長続きするのかと問われれば、それは別の問題だと返答するしかない。なぜなら、水星逆行期間中の反転はたいてい長続きしないからだ。長続きしないばかりか、上下どちらの方向であれ、突発的で強力な値動きの流れは通常すぐにその勢いを失う(せいぜい4営業日以内か)。(これを踏まえて)先週示現した相場の反転が、8月24日の乙女座(太陽が入居)と魚座(月が入居)で起こった満月の時間帯近辺で発生したことに注目している。

ミュータブル・サインに於いて結ばれる月相は、異なるタイプのサイン
(星座宮)で起きる時とは対照的に、多くの金融市場におけるトレンド
反転との関連性を最も強く持つと思われる。

 次なる重要な天体位相のクラスターは9月4日に始まり、10月8日
の金星逆行開始で終わる(中略)。

 この5週間にわたる位相の「ジェットコースター」に搭乗するにあた
って、心の準備はしておいた方が良い。なぜならこの期間中、都合3
回シリーズで起こる木星/天王星のコンジャンクション(0度)の2回
目が9月18日に発生するからだ。

 金星逆行と木星/天王星のコンジャンクション。この2つの位相は
歴史的な見地から見ても、株式市場におけるPC(プライマリー・サ
イクル)もしくは長期サイクルと非常に高い関連性を持つ天体位相
である(後略)。


【参照】
MMA日経週報(8月30日号)より“9月4日~10月8日のクラスターの記述”

  次の天体位相のクラスターは9月4日~10月8日に出現する。
  これはかなり長期期間である。この間に2つの天体位相が6暦日
 以上離れている位相はない。この中心ポイントは9月21日であるか
 ら、この日の前後3営業日が重要変化日である。しかしこのクラス
 ターの最後の日(10月8日)の金星逆行も重要であることに留意願
 いたい。

【注釈】
 この中心ポイント前後3営業日の中に木星/天王星のコンジャンクション(0度)
が入っていることに注目したい。
 
 蛇足だが、木星は“バブル”の象徴。天王星は“突発的にありえない事が起こる”
という象徴として考える事が出来る。
 
 前回は6月8日に発生。この時はNYダウはその時点での年初来安値を更新した
(この安値は7月2日まで更新されなかった)。

 またユーロドル市場はこの一日前に年初来安値をつけている。

2010/08/31(火)

*残りの「回顧と展望」部分は要点を列記するだけに留めます。短期見通しに入る前に特筆すべきは米国市場での株式と貴金属、そして米国債とドル円です。

残りの「回顧と展望」【ダイジェスト要訳】
 米国では先週末バーナンキFRB議長の講演と前後して、
ダウ平均とナスダックが反発。 

 貴金属市場では銀が24日に直近の安値を更新した直後
から急反騰。週末には目下2番天井と目されていた6月21
日には1,946に迫る上昇を見せている。

 金も原油も銀ほど派手な動きはないものの、金はジリジリ
と値を上げており、原油は25日、7月6日につけた直近の安
値を更新した直後に急反発している。
 
 米国債市場は25日まで買われ、指標となる10年物国債利
回りは2.5%を割り込んだものその後は急上昇。

 ドル円も同じような動きで一時84円を割り込んだもののそ
こから急落。日本時間30日月曜正午の時点で85.80円台ま
で急速に売られている。


短期見通し(その1)

 さてそれでは、株式市場と銀市場が底をつけ、債券と日
本円がトップアウトした先週前半、何がそれほど重要な要
素だったのだろうか?

 こうした現象は8月20~21日に展開した3つの重要な
“レベル1(最も強力)”スケールの天体位相が支配する3営
業日のうちに起きた。

 その3つとは、太陽・海王星のオポジション(180度)【20日】、
金星・火星のコンジャンクション(0度)【20日】、そして32〜37
年サイクルで進行する土星・冥王星のウェイニング《閉じてい
く》スクエア(270度)【21日】だ。

 更にその上、水星は8月20日に順行から逆行に転じていた。
 
 このように、強力な位相が時間的に相互に近接して展開
する場合、通常はこの時間帯の前後3営業日の範囲内でトレ
ンドの反転が起きる。そして今回も例外ではなかった。

2010/08/30(月)

回顧と展望
カーディナル・クライマックスの中心的時間帯(7月21~8月21日)が過ぎ去りし後の最初の週にして、新たに水星逆行(8月20日~9月12日)が始まって最初の週でもあった先週、世界の主要株式市場は(先週の流れを引き継いで)売られ続け、まさに最後の最後の段になって、週末で反転したように見える。

 しかし、より興味深い点は、(世界が)カーディナル・クライマックスの中心
的時間帯を通り抜けた現在、何人くらいの財界有力者達が、将来的な景気
の見通しを変更しているのか、という点だ。

 中心時間帯への突入以前―そしてこの時間帯に突入した初期段階も
含めて―(有力財界人の中で)ほぼ満場一致といえたコンセンサスは、
「目先米国経済が二番底(double dip recession)に陥ることはまず無い
だろう」だった。

 目下、彼らの大半が「二番底に陥る可能性がより一層高まった」と言
い始めているし、うち何人かは、「ズバリ来年、米国経済は2番底に陥
る」と唱え出した。

(金融アストロロジーに明るくない財界有力者の皆々様方)カーディナ
ル・クライマックスの中心的時間帯終了直後からの水星逆行の時間帯
へようこそ!

 国債市場が「ダブル・バブル・トラブル」の様相を呈し続けていくなかで、
米国債(の利回り急上昇)が“2番底”を引き起こす可能性について、
(この天体位相の影響下の中、皆さま方は)恐らく、(その時々の状況に
応じて都合良く)調整され、“ダブル・メッセージ(double message)”化さ
れた沢山の予測を耳にすることになりそうだ。

【注釈】“ダブル・メッセージ(double message)”…心理学用語のひとつ。
口に出す言葉と本来の気持を表す表情や動作が相反しているようなケース。

《例》「無理をさせ 無理をするなと 無理を言う」(サラリーマン川柳より)

 心理学ではこの状態がダブルバインド(二重拘束)に発展しコミュニケー
ションに支障をきたす。

 私見ながらメリマン氏は“ダブル・メッセージ”から“ダブル・バインド”に
発展して身動きが取れなくなる段階まで派生した状態を想定して記述して
いるように思える。


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